職場で笑顔にエネルギーをもらった

昨日金曜日、職場の階段で笑顔をもらった。その笑顔で一気に気分がよくなった。

職場に入る清掃業者の男性だ。知り合いではない。おそらく20代後半か30代前半、173センチくらいで小太りの男だ。少し伸びた黒髪が汗で白い肌に張り付いていた。

階段の踊り場ですれ違った俺はなんとなくその男に「おつかれさまです」と挨拶をした。その男と目が合ったが、きっと自分に向けた挨拶かどうか分からなかったのだろう。俺の声に、一瞬だけ驚いた顔を見せた後、自分の後ろを振り返って、人が来ているか確認した。背後に誰もいないとわかると、やっと俺の挨拶が自分に向けたものだと理解した。

そして、こちらに向けて満面の笑みと言ってよい大きな笑顔をくれて、「おつかれさまです」と挨拶をくれたのだった。

きっと今度は俺が驚いた表情を一瞬見せたと思う。その後、俺の表情は自然と崩れ、その男に向けて照れたような大きな笑顔を返せた。

俺はなんだか心が温まるような心持ちだった。同年代の見ず知らずの男の笑顔にエネルギーをもらった。エネルギー保存の法則に当てはまらない俺たちの笑顔だった。

コメント

  1. 真面目なサラリーマン より:

    そうですか、それはいいことですね。
    でも、それが特別良かったことと感じるとは、すさんだ職場ですね。
    私は職場で毎日、清掃業者の人と顔を合わせますが、普通にお互い笑顔で挨拶しますよ。

    • 佐崎慎治 S野M男 こと 佐崎慎治 より:

      真面目なサラリーマンさん、コメントありがとうございます。
      確かに荒んだ職場なのかもしれません。ただ、我々も業者の人と挨拶をする人はたくさんいます。彼の笑顔が特別よかったのです。