坂上とまた二人でメシに行った②(先週末柔道教室後)

恋愛系の話

この記事の続きです。坂上の性的嗜好や性欲の話を聞いて、田中さんのことを思い出さないはずがない。坂上と田中さんは大学生の頃から3年半付き合っていたというから、普通に考えれば、坂上がそこを話さなくても(坂上の名誉のために書くが彼はそこはほとんど話さない。田中さんのためか。)、当然そういうことだろう。坂上の性的嗜好の話や性欲の話で笑っていた自分だったが、田中さんと坂上がセックスしているところ想像して急に複雑な気持ちになった。言葉で説明するのは難しい。泣きたいような気持ちだ。なんだこの気持ちは。嫉妬とか悲しいとか怒りとかそういうのが混ざり合った感情なのか。よくわからない。

坂上は、田中さんと別れた理由は自分の性欲のせいのようなことを言っていたが、そこはよく分からない。坂上はおそらくかなりモテるだろう。見た目がまずいい。男らしい。それで性欲が強ければどういうことになるか。まあそれはいい。詮索などしないことだ。考えないことだ。

話を変えて、俺は坂上に「敬語使わないでください。いや使わないでくれ。です、ますもいらない」などと言っていた。そんなことを言う自分に不自然なものを感じつつも言った。対等な友人として仲良くなりたいと思う時、丁寧語や敬語は俺には壁を感じさせる。敬語や丁寧語自体を否定するものではない。ただ年齢が違うからといって、敬語を使わねばならないというのも違う気がするのだ。日本語は壁を作る言語だと思うというのは以前書いた。美しい言語ではあるが。

坂上は自然に敬語を使わなくなった。きっかけは不自然かもしらんが、それでいい。

俺はといえば、年下にも年上にも、普段は敬語を使って話す。相手の年齢により多少話し方を変える言語は多いだろうが、日本語ほど、または日本住人ほど意識する言語や国はあるのだろうか。俺は、言語による無意識下のランク付け、階級付けから降りたいのだ。本当は皆に敬語を使いたくないのだが、それは俺の勇気のなさが許さないので、親しくなった人以外は丁寧語や敬語で話している。

坂上と丁寧語も敬語も使わずに話したいと思うのは、俺なりの好きだという証拠なんだ。距離を縮めたい、壁を作りたくないということなんだ。そんなことを考えて行動しなければならないというのは我ながら不自然で、コミュニケーション下手だと思う。だが仕方ない。それが俺だ。受け入れねばならない。そして、坂上にも少し同じ匂いを感じるのだ。

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