射精時の顔を想う、セックス時の顔を想像する オナ禁56日目

自慰禁

俺には素敵な癖がある。会社の同僚がどんな顔で射精するか、セックスするか想像することだ。真剣に働く上司や同僚を見て、ふと気づくと時々想像している。いやらしい話ではない。想像の対象は女よりも、男が多い。俺はゲイではなくストレートだ。だからエロ妄想などではない。そういう想像をすると、その人間をなんというか愛おしく思ったりする。その人に流れる人生の一端を感じた気になる。

綺麗な肌とは言えない背中に汗を浮かべて一生懸命腰を動かす。射精の瞬間には口を半開きにして、黒目が上にあがって、快感を享受しながら、下に抱く女性が美しくなくても、若くなくても、そうであっても、愛おしく思う。皆一生懸命、幸せそうなゆるい顔をして射精している。

知り合いだけじゃない。通勤途中、すれ違う人にも、電車内の知らない人でも想像している。パンツのシミや匂いが漂うようだ。

人間の人生の切なさやいとおしさを感じる。みんな頑張ってるんだと感じる。思春期になると肉欲に動かされ、恋をして、何かに動かされて、結婚したりして、子をもうけたり、一生懸命働いて、家族を守って、そんな人生の中で射精する。股を開く。セックスをする。

どんな顔で人を愛し、どんな顔で腰を振り、どんな顔で股を開き、どんな顔で射精し、どんな顔でエクスタシーを感じ、どんな顔で子供を愛でるのか。そんなことを想像すると、たいていの人は悪い奴には見えない。どんなに社会的に偉かろうが、美人だろうがブサイクだろうがかっこよかろうが、俺と同じ奴に思える。人間に貴賎はないことを実感できる。

緊張する時、人をイモやかぼちゃ等と考えるといいというが、俺は相手の射精する顔やセックスする時の顔を想像することが有用だと思っている。大勢の人前で話す時でも。精液やマン汁が飛び交う会場で、何にも気にすることはない。

犬も牛も鮭もカマキリも、みんなアヘ顔で射精している。一生懸命な顔で射精している。快感感じている。植物もアヘ顔で精子・精核を放ち、単細胞生物は分裂し、ウイルスは自己複製しアヘ顔で幸福感じてる。

バカにしてるんじゃない。見下してなんかいない。生き物とこの世界への尊敬と愛の想像だ。精液とマン汁が飛び交うこの世界で、生きる。精液も卵汁も、その辺の葉っぱや、蠢めく動物たちからできてるんだぜ。俺たちは全部繋がってるんだ。

くだらないこと書いて特別人間アッピールじゃない。ほんとにそんなことを感じるんだ。ひとのときを想う。

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