八方美人で慇懃無礼な私は承認欲求を捨てたい

俺は人に認められようとするのをやめたいと思う。可能な限り。承認欲求は自然な欲求だから、完全になくすのは無理だが、それでも抑えていきたい。特に、職場の人や不特定多数から承認されたいと願うのをやめ、家族や大切に思う人に承認欲求の矛先を向けたいと思う。そして、何より自分が自分を承認できる、好きになれるように行動していきたい。

というのは、私はたいてい八方美人で、人に嫌われるのを怖れてきた。相手にどう思われるかをいつも考え、正直に振舞えていなかった。丁寧に、無難に、どんな人にも敬語で話し、相手を尊重しようと振る舞おうとするがゆえ、いつのまにかへりくだる。その実、利己的で楽をすることを考えている。「お前、慇懃無礼て言葉を知っているか」と上司に言われたこともある。

もうそんな自分とはおさらばしたい。ブルーハーツも歌ってるように、「人生は一瞬の夢さ。やりたくないことやってるヒマはない。」そして、今日も電車に揺られ会社に向かう。

だが、私は一言いいたい。嫌われるのを恐れるなとか、ありのままの自分でいけとか、必要以上にへりくだるなとか、鈍感になれとか言う人達に。いろんな人がいるんだ。生まれながらに体が強い人もいれば、心が強い人も、体が弱い人も心が弱い人もいる。生まれながらの家来気質、奴隷気質、M男気質。生まれながらの羽蟻もいれば、働き蟻もいる。生まれながらの将軍家光公もいる。それは自分で決められない。

過剰に謙遜したくなくても、体が口が、勝手にへりくだってる時だってある。先天的にナイーブな性格だったり、後天的なコンプレックスが人の行動を変えてしまう。

だが、人はかなり変われると俺は信じている。俺はもう他人の人生を生きるのをやめる。俺は俺の人生を生きる。

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