自意識野郎が俺についてまわる

生き方

俺の体が動くたび、俺が俺がという自意識の野郎がついてくる。

いな、自意識こそがこの俺で、この体がおまけなのか。

いな、皆言うように両者は不可分のものらしい。

俺の体が動くたび、こっからこっちはこの俺で、ここから先は関係ねえと何かが叫ぶ。おっぱい女が通るたび、そいつを見ろと自意識野郎が命令しやがる。

水は一つのつながりで、水分子に境界がないように、俺の体と空気には、ほんとは境界などないはずだのに、自意識野郎が、こっから先は関係ねえと、俺の愛を否定しやがる。

俺はそいつのせいで世界を見誤ってる。いな、そいつがいなければ世界などハナから存在しない。

路上のどの犬が野垂れ死のうと、知ったこっちゃないように、俺が死のうと世界は知ったこっちゃない。そんな悲しい世界を自意識の野郎が作りあげる。

ああセックスがしてえ。

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